RCCの学園祭では,前期に行ったグループ活動の成果について発表を行います.
そこで,全5回に渡り,それぞれのグループの発表者について
発表に向けてのインタビューを行い,その記事を紹介していきます.
この企画も第三回!!
そしていよいよ目前に近づいて参りました学園祭!!
今回はコンピュータ将棋班の発表者である矢野くんと堀川くんに取材をしました!
私「こんにちは」
矢野・堀川「こんにちは」
私「何やらお忙しそうですね」
矢野「新しい会内サービスのローンチに向けて,サーバの調整をしています」
堀川「革新的なシステムは会内環境を大きく前進させますからね.我々も日々向上を目指しているんですよ」
私「それは素晴らしいですね.期待しています」
矢野・堀川「ありがとうございます」
私「お忙しい中,インタビューに答えていただきありがとうございます」
矢野「いえ,ちょうど作業が一段落しましたから」
私「恐縮です.それでは早速インタビューを始めさせて頂きます」
堀川「ええ,よろしくお願いします」
私「今回,コンピュータ将棋班ではどのようなことをされたんですか?」
矢野「そうですね.今回私たちは班の名前にもなっているように,コンピュータ将棋について調べました.コンピュータ将棋は人間vsコンピュータを実現するためのソフトウェアです.そのようなソフトウェアはIS将棋,金沢将棋,激指,BONANZA…などなど今までに星の数ほど開発されています」
私「なるほど.一部は私も聞いたことのある名前でした」
堀川「最近ではクラウドコンピューティングの技術を利用したソフトウェアも存在していて,日々進歩しているんですよ.私達のようにね」
私「それはすばらしいですね.今回はその仕組みなどについて調べられたんでしょうか?」
矢野「主にはそうですね.ただ初めから色々やってしまうと大変なので,まずはあるコンピュータ将棋について書かれた書籍を一冊読み進めていきました.そのあとは徐々に他のコンピュータ将棋や,アルゴリズムについても調査を進めていきました」
堀川「ただ,傾向として古い文献が多かったので,最近のものまでは手が回らなかったかな」
私「なるほど.でも温故知新という言葉もありますし,それらの知識は無駄ではないと思いますよ」
矢野「そうですね.実際コンピュータ将棋の基本的な考えは大きく変わっていないのではないでしょうか」
私「活動を進めていく上で,特に興味深かった点や面白かった点はありましたか?」
矢野「私は元々将棋が好きだったので,この研究活動を通して自分用にカスタマイズされたコンピュータ将棋も作りたいと考えていました.実際には難しくてなかなか…(笑)」
堀川「私はアルゴリズムの理解において,樹形図が利用できるのに感銘を受けました.アルゴリズムは問題を解くための手順を定式化した形で表現したものですが,実際に式だけでの理解は非常に難しいのです.それが樹形図を用いて表現すると,視覚的にとてもわかり易く表現できました」
私「お二人とも,良い勉強の機会を得られたようですね」
私「それでは最後に,発表に向けた意気込みをお願いします」
矢野「私たちは半年間,コンピュータ将棋について研究を行って来ました.その調査の過程から得られたコンピュータ将棋の変遷,プログラムの進化について一般の方々にも知っていただければと思います」
堀川「相方と協力して,最高のステージを実現して見せますよ」
私「ありがとうございました.お二人の発表を楽しみにしています」