こんばんは。ainです。

この記事はRCCアドベントカレンダーの10日目の記事です.

昨日の記事はruins君の9日目:solarized-color テーマでf*ckな文字色を矯正しようです。

はじめに

お好み焼きや、たこ焼きなど関西には粉物文化と呼ばれる素晴らしい食文化がある。一方、アニメや噂などによると関東にも「もんじゃ焼き」なる粉物的な料理があるらしい。お好み焼き、たこ焼きは素晴らしく美味しい。同じ粉物っぽいもんじゃ焼きも美味しいに違いない。その確信と東の大地への憧れを胸に男5人集まり「たこパ」ならぬ「もんパ」を行った。

もんじゃの材料

明らかに余分なものも混じっているが…

なんでもんじゃ焼きしたいのさ

この世に生まれて二十数年。映画とかドラマとかで「下町の味」だの「駄菓子」だの言っているのを聞かされて、さぞかし美味しいものであろうと個人的に興味を持っていた。そしてこの度、私のMTG(Monja Tension Gaugeの略)が振り切って作るに至った次第である。また、昨年度の当会の活動で東京行った際、月島で晩御飯として食べたもんじゃ焼きをまた食べたくなった点も理由に挙げられる。あと、せっかく集まるんだから鉄板囲って皆でワイワイできるのが良かったというのも理由の一つである。

月島のもんじゃ焼き

月島のもんじゃ焼きは美味しかった

もんじゃ焼きって何なのさ

もんじゃ焼きは鉄板料理で見た目としては生焼けのお好み焼きのような感じである。(その手の人に怒られそうだが。)ヘラを使い鉄板に生地を押し付けてヘラについた生地を口に運び味を楽しむ料理である。生地の具としてはキャベツ以外、これと言って決まったものは無く豚肉から海老、お菓子のベビースターラーメンまで幅広く用いられているようである。それ故、バリエーション豊かで様々な味を楽しむことができる。

個人的にはこち亀の両さんが食べてそうな下町ちっくなイメージがある。

できた経緯とか詳しい定義が気になる方はWikipediaとかを当たってもらいたい。

もんじゃ焼きってどう作るのさ

「そう、そうなのよ。作り方分かんないの。」ってときに頼りになるのがクックパッド。男5人集まっても分からないことが書いてある。今回は「お家で簡単!もんじゃ焼き」を参考に作らせてもらった。具材の項目数が少なくて料理初心者にはありがたい。

レシピを調べた一方、メンバー中唯一東京出身者から大雑把な流れを聞いた。手順としては以下の通りである。

生地の準備としてはお好み焼き粉とウスターソースを水に溶いた液に千切りにしたキャベツと豚肉、魚介類など好きなものを投入してよく混ぜる。生地の用意が済んだら焼き始める。焼き方もコツがいるようで、始めに具のみ鉄板の上に投入し「土手」と呼ばれるドーナッツ状の囲いを作る。その後、ドーナッツの穴に残りの液を流しこんで暫く熱する。時間がたつに連れて液の水分が蒸発しとろみが出てきたら土手を崩してかき混ぜる。いい感じに混ざった後は専用のヘラでその混ぜたもんじゃを鉄板に押し付けてヘラに引っ付いたもんじゃを食べる。

どう?簡単でしょう?

実際にやってみた

まず、生地を作る。初めはレシピ通りに海鮮的なのとか小エビ、天カスとかを投入してよく混ぜる。

生地を混ぜる

生地を混ぜる。これは海鮮系の生地

既に生地だけ見ても海老とか見えてて美味しそうな感じ。非常に焼き上がりが楽しみである。

生地

既に美味しそう

初めは具だけを焼いて土手を作る。この工程はもんじゃ焼き以外で見たことがない。

土手を作る

ドーナッツ状の土手を作る

土手を作った後は残りの生地(液体)を流し込む。土手がしっかりしていないと決壊して生地が外に溢れだしてしまう。きっと、東京の子どもたちはこの工程で作業を丁寧にすることが大切であることを学ぶのであろう。

残りの生地を入れる

残りの生地を流し込む

いい感じにとろみが出てきたら土手を崩して混ぜる。

混ぜる

ぐしゃぐしゃー

後はヘラを使って生地を鉄板に押し付けて、ヘラにつけるorすくって口に持っていく。ヘラは京都ヨドバシの地下の百均で買った。

ヘラにつける

ヘラにつけていただきます。

こちらは特売明太子と餅の組み合わせ。変わり種とおもいきや一番美味しかった。東京に人と企業が集まる理由もうなずける。

明太生地

明太子と餅の素晴らしい組み合わせ

酒のつまみカルパスすらも投入することができる。カルパスの他にもチーズとトマトソースを投入した。もはや見た目も味もピザである。下町の味としては認められない。だけど美味しい。

ピザ

もはや「ピザ」である

慣れてくると具の切り方も分量も適当になる。大さじは「大体これぐらい」、千切りは「ぶつ切り」。ご覧の有様である。土手は決壊し、もんじゃ焼きの液体生地に蹂躙された土手はお好み焼きとなる。

お好み焼き

もはや「お好み焼き」である

おわりに

感想としては「美味しかった」「楽しかった」ということに尽きる。あと、土手を作る作業を通して作業を丁寧にする大切さを学んだ。大体何入れても美味しくなるという、懐の深さ。分量適当でも「食べれるもの」ができるもんじゃ初心者への対する優しさ。作るだけで場を盛り上げるというムード−メーカーっぷり。流石、もんじゃ先輩。非の打ち所がない。是非、皆にもんじゃ焼きを作って食してもらいたい。あれは・・・良い物だー!

さて、次は”Ritsumeikan Cooking Club”のogamita777さんです。次はどの様な料理を見せてくれるのでしょうか。楽しみです。

それでは。

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