はじめに
この記事はRCCアドベントカレンダーの9日目の記事です.
昨日はbitter_fox君による 8日目:会にあるJava関連本を紹介してみる | RCC – Ritsumeikan Computer Club でしたね.
初めまして.知ってる方はお久しぶりです.Ruinsでーす.
RCCでは後期に制作活動を行っており,その中のいくつかの班はプログラミングを行っています.
エディタや端末はプログラミングなど、制作活動にも大きな影響を及ぼします。今日は色使いの話です。
今回は,カラーパレットの1つである Solarized ( Solarized – Ethan Schoonover <http://ethanschoonover.com/solarized> )について話します.
皆さんはエディタや端末を使っている時,表示色がf*ckで苦労することはありませんか?
僕はUbuntuを使ったりCygwinを使ったりと節操のない生活をしているので,以前は環境ごとに
色が変わったりして辛い目に遭っていました.するとこうなりますよね.
文字色のストレス
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でも弄るのめんどくさい
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でも弄るのめんどくさい
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でも弄るのめんどくさい
↙
_人人人人人人人人人人人人人_
> でも弄るのめんどくさい <
‾^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^^Y^‾
だって環境ごとにカラー弄るの面倒くさいんだもん…
少し口上が長くなりましたが,これを解決するために Solarized というカラーパレット集を使う話をします.
Solarize とは
Ethan Schoonover 氏と有志たちによって作られたカラースキームです.
Solarize には背景色として用いられる色と文字色として用いられる色があるのですが,
どの文字色をどの背景色で利用しても十分なコントラストが確保されており,常に背景色と
文字色が明確に区別された状態でテキストを見ることができます.
vim,emacsをはじめとしてgnome-terminal やmintty,果ては VisualStudio用に至るまでテーマが
存在し,様々な環境で使えるカラーパレットとなっています.
導入方法 (emacs 24)
一例としてemacs 24での導入方法を紹介したいと思います.
…emacs23以下?color-theme頑張って入れて下さい…
M-x package-install -> solarized-theme でパッケージをインストールし,
~/.emacs に
[bash] (when (require ‘color-theme)(color-theme-initialize)
(when (require ‘color-theme-solarized)
(color-theme-solarized-light)))
[/bash]
もしくは
[bash] (when (require ‘color-theme)(color-theme-initialize)
(when (require ‘color-theme-solarized)
(color-theme-solarized-dark)))
[/bash]
と書き込んでやるだけです.前者なら白,後者なら黒(濃紺?)を基調としたテーマになります.
個人的には後者のほうが目が痛くならなくて好きですね.
おわりに
Solarized はGithub上( altercation/solarized GitHub )でも展開しており,
直接gitリポジトリをcloneすることでも利用できます.このSolarizedは色々な派生プロジェクトがあり,日々本体に吸収されて多くの環境で利用できるようになっています.
次はainさんです.
期待してます!!