こんにちはhoroamaです。
RCCでは特定の会員をフリー素材としてコラージュを作る文化があります。
いわゆる雑コラというものです。
RCC会員として最低限のコラ技術は必須だと思います。
いえ、絶えずフリー素材というものが生まれては消えてゆくこの現代社会、RCC会員のみならず誰しもがコラ技術を持つべきだと思います。
というわけで、この記事では無料で利用できるGimpというソフトでの簡単なコラ画像講座をします。
とりあえず、「Gimp」でググってGimpをダウンロード&インストールしてください。
背景と素材を用意
何はともあれコラ画像に使えそうな画像、つまり背景の部分にあたる画像を探しましょう。
これはコラ画像の面白さを左右する大事な作業なので、じっくり想像力を働かせながら、そして常識にとらわれずにやるといいと思います。
背景として使えると思った画像を見つけたらそれをGimpで開きましょう。
次に、フリー素材画像をGimpにドラッグ&ドロップでぶちこみましょう。
この時レイヤーウィンドウのフリー素材のレイヤーを右クリックして、「アルファチャンネルの追加」をクリッククリック!
これでフリー素材画像に透過ができるようになります。
つまり、その画像から顔以外を透過して純粋な素材にできるということです。
料理で言う「下ごしらえ」ですね。
顔を切り取ろう
フリー素材である人物の顔を切り取りましょう。
切り取った顔のファイルは別途保存しておくと再利用しやすいでしょう。
肝心の切り取り方ですが、私は自由選択ツール(投げ縄のアイコン)を使っています。
このツールで対象の輪郭をクリックしながらなぞります。
輪郭を一周すればその顔が選択範囲となります。
この状態でCtr+Iを押すと選択範囲が反転されます。そして、Deleteキーを押してみてください。
すると顔以外の部分が消えて純度100%の”素材”ができあがります。
選択が上手くいかず顔以外の部分も切り取ってしまったら、消しゴムツールなどで微調整してください。
ドッキングじゃあ
ドッキングといっても少女同士がキスをして合体するわけではありません。
切り取った顔をいい感じに背景とくっつける作業です。
とりあえず移動ツール(十字矢印のアイコン)でくっつけたい場所に顔を置いてみましょう。
おそらくサイズや角度が合わないと思います。
そんな時は拡大縮小ツール、回転ツールなどで調整です。
できる限り違和感がでないように慎重にやりましょう。
この時に素材画像で背景が隠れてしまって上手く調整できない場合があります。
背景が隠れる問題を解決したいならば、素材画像のレイヤーの透明度を60%ぐらいにしてみると格段にやりやすくなります。
はい、これで基本的なコラ画像は完成です。
簡単ですね。
最後に素材画像を無理やり面白くする方法を伝授します。
Gimpのメニューのうち「フィルタ」というものがあります。
その中の変形→対話的歪めをクリックしてみてください。
これは簡単に言うとスーパーマリオ64のスタート画面でマリオの顔をいじるが如くコラ素材をいじくり回せる機能です。
嫌でも面白くなりますし、背景に顔が上手くフィットしない時にも便利です。
是非使ってみては?
というわけで、Gimpによるコラ画像超入門でした。
次の記事は村尾さんです。