この記事はRCCアドベントカレンダーの11日目の記事です。
昨日はainさんの10日目:西の大地から思いを馳せてです。
こんにちは、”Ritsumeikan Computer Club”のogamita777です。
”Ritsumeikan Cooking Club”ではありませんよ!(ちなみに僕は半年くらいまともな自炊をしてません…)
RCCアドベントカレンダーも11日目なので、今回は技術的な内容が多い今までと変わって、気楽に読めそうなRCCと麻雀について書いていこうと思います。
大学生の麻雀好きと世間で言われるように、RCCにも麻雀好きが結構存在します。
私は2回生になってから麻雀を始めたまだまだ初級者なのですが、他の部員にはガチ勢が何人かいまして、その強さに驚かされることが多いです。
まず、下の2つの図を御覧ください。
これは2万5000点持ちの3万点返し、五捨六入、ウマオカなしの2013年度前期セメスター、後期セメスターの現時点おける部員の累積点数です。
パッと見、明らかに点数がおかしい人がいます。
2回生Iです。
まじぱないです。
とりあえず、強い2回生Iと弱い2回生C(ogamita777)の点数を比較しながら、2回生Iの強さの解析してみようと思います。
比較
2回生I(強い) |
2回生C(弱い) |
|
半荘の平均点数 |
+16.8 |
-0.8 |
1位率 |
45% |
20% |
4位率 |
9% |
25% |
役満数 |
2 |
0 |
詳細な放銃率やリーチ率などはデータを取っていないので分かりませんが、上の簡単なデータから見てみても1位率が非常に高いことが分かります。2回に1回は1位なんですからそりゃ点数も高くなります。そして何よりも2回生Iは2回生Cに比べて4位率が非常に低いです(2回生Cが弱すぎる可能性も高いですが…)。100回やっても9回しかドベにならないんですから点数も減りません。あと、4月から麻雀をやっていて全体合計で3回の役満が出たのですが、その内の2回を2回生Iが出しました。どっちも大三元です。ちなみにその内の1つは僕からの直撃でした…
何故強いのか
2回生Iが何故強いのかについての私の考えは以下の3つです。
1. 牌効率を重視
2. 押し引きが上手
3. ポーカーフェイス
牌効率を重視した打ち方によって、良い手になる可能性が高くなるのだと考えます。この牌効率を重視した打ち方を身に付けるためには経験と麻雀に対する勉強が必要になると思われます。また、局面の状況判断からの押し引きが上手いことも挙げられ、2回生Iは勝負すべき局面と勝負すべきでない局面を正確に判定していると思います。あと、2回生Iは高い手を張っているときでも、端から見ると、聴牌気配が微塵にも感じられません。この所謂ポーカーフェイス的な面も2回生Iの強さの秘訣であると思われます。
麻雀とAI
次に麻雀とAIについて書いていきます。麻雀は人間の名人がコンピュータに負けたオセロやチェスなどとは違い、AIの研究においてはあまり良い結果は出ていません。これはオセロやチェスなどが理論的には先手必勝か後手必勝か引き分けかが必ず決定する二人零和有限確定完全情報ゲームであり、ゲーム木を利用して局面を探索できるのに対して、麻雀があらゆる点で不鮮明な四人零和不確定不完全情報ゲームであり、局面を探索することが難しいことが挙げられます。要するに運が関わるゲームは運が関わらないゲームに比べて強いAI作ることは比較的困難であるという認識で良いと思います。
いつか自作の強い麻雀AIを作ってみたいなと思いつつ、筆を置きます。
明日はHikoPatchiさんです。
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