この記事はRCCアドベントカレンダーの25日目の記事です。
昨日はsugiさんの情報系とタスクです。
明日はhikko624さんです。
はい。今日の執筆担当、1回生のtyu-pandaです。RCCでは主にDTMをやってます。
RCCの部室のPCにはDTMに関係のあるソフトがいくつか入っていますが、その中にVOCALOID3ソフトがあります。先代の先輩方が入れてくださったそうで、先輩方に感謝です!(いやいや、RCCなんでもそろってるな・・・)
こんなものをDTMをやってる自分が手を出さないわけがない!
というわけで今回は、そのVOCALOIDソフトを実際に使ってみたという話を、ソフトの紹介を兼ねて書きたいと思います。
↑ 部室のPCにあるVOCALOID3のエディター(IA)
VOCALOIDとはヤマハが開発した音声合成の技術や、それを使ったソフトウェアのことです。音符と歌詞を入力すればそれだけで歌ってくれます。
と言うわけで実際に打ち込んでみたのがこちら!
音符と歌詞を入力するだけでも、違和感なく歌ってくれます。音符と音符の間が多少空いていても滑らかに歌ってくれます。最初のうちはこれで満足してましたが・・・だんだん物足りなくなってきました(笑)
さらに人間らしくするために、いくつかのパラメータを弄ります。
パラメータにはいくつか種類があります。
VEL(ベロシティー)・・・子音の長さを変更します。値が低いほど子音が長くなり、高いほど短くなります。
DYN(ダイナミクス)・・・音量を変更します。値が低いほど音が小さくなり、高いほど大きくなります。
BRE(ブレシネス)・・・息の成分の割合を変更します。値が低いほど息の成分が少なくなり、高いほど多くなります。
BRI(ブライトネス)・・・声の明るさを変更します。値が低いほど落ち着いた感じになり、高いほど明るい感じになります。
CLE(クリアネス)・・・声の透明さを変更します。値が低いほどこもった声になり、高いほど澄んだ声になります。
OPE(オープニング)・・・発音の明瞭さを変更します。値が低いほど発音が曖昧になり、高いほどはっきりと発音します。
GEN(ジェンダーファクター)・・・声の質が変わります。値が低いほど女性的になり、高いほど男性的になります。
POR(ポルタメントタイミング)・・・ピッチベンドの変化のタイミングを調整します。値が低いほどピッチ変化が前の方で起こり、高いほど後ろの方で起こります。
PIT(ピッチベンド)・・・声の高さを変更します。値が低いほど音程が低くなり、高いほど高くなります。
PBS(ピッチベンドセンシティビティー)・・・ピッチベンド変化の上下幅を変更します。値が低いほど幅が狭くなり、高いほど広くなります。
これらを弄って、人間らしい歌声を作ります。
歌わせるときはBRI・CLE・GENを弄って歌手の声を作り、VEL・DYN・BREを弄って歌声に表現をつけます。
そして、調声をしたわけですが・・・どこかぎこちない。やはり、人間らしい歌声を作るには知識がなさ過ぎたようです。
これからもっと勉強・研究して、レベルの高い調声ができるようになりたいです。
と、このあたりで止めておきます。明日のアドベント・カレンダーもお楽しみに!