おはこんハロチャオ。
みなさんポケモン最新作プレイしましたか?
新入部員1回生の梶原(かじわら)です。
今回は、一度は触れてみたいと考えていた「RPGツクールMV」を触っていこうと思います。
RPGツクールとは?
「そもそも、RPGツクールとは何?」と思う方もいらっしゃるはずなので、軽く説明します。
一言で表すと、「RPGを作ることに特化したゲーム制作ツール」です。
RPGツクール、一番の特徴はなんといっても
「プログラミングなしで、だれでも簡単にゲームを作れる」
ところです。なので、とにかく一度でもゲームを作ってみたいという初心者さんにおすすめです。
必要な素材(背景、音楽、イベント設定等)は既にツールに内蔵されているので、それらをマウスでポチってするだけで、自分だけのオリジナルゲームが作れちゃいます。
とはいえ、プログラミングをすることで制作の幅を大きく広げることもできるので、手の込んだRPG作品を作りたいという方にも十分勧められます。
蛇足ですが、有名フリーゲームの「青鬼」、「魔女の館」などといったものは実はRPGツクールで作られています。
使い方
今回は、公式のRPGツクールMV体験版(https://tkool.jp/products/trial.html)を使います。
上記のサイトからダウンロードするだけで、準備は完了です。
製品版と体験版の差異はありませんので(体験版は30日間だけ利用可能)使い勝手がどのようなものか知りたい方は、体験版から触ってみてください。
実際にゲームを作ってみる
起動して、ファイルから新規プロジェクトを作成すると以下の画面のようになります。
この時点で、キャラクターの移動や決定ボタンなどといった設定がすでにされていますので、後はマップの編集などをするだけで、簡単に自分だけのゲームを作ることが出来ちゃいます。
では、ここから編集作業に移っていきます。
今回の目的は「2マップ間を移動し、あるオブジェクトに触れることでゲームクリア」というものを作っていきたいと思います。
やることは
1.マップの描写
2.イベントの設定
の2つとなります。(難易度が高いと筆者が失踪してしまうので…)
マップの描写をしていくのですが、上の画像の左側に石や、木などがあると思います。
それ(マップタイルといいます)をマウスでクリックしてから画面に描いていくだけです。
既にマップタイルごとにキャラクターが通れるか否かなどといった必要な設定がされているので、ペイントツールみたいにササっと描くだけです。
本当にそれだけ?と思うかもしれませんが、本当にそれだけしかしていません。
(筆者はデザインをすることが苦手なため、一番時間がかかりました)
イベントの設定は、マップの描写より手がかかります。(ほんの少しですが)
マップに置かれたマップタイルを右クリックしますとイベントの編集が出来ます。
なので、「2つのマップを繋げたい!」と思ったら、繋げたいマップタイルに「このマスに触れると移動するよ!」というイベントを加えるだけで、マップ間の移動は完成です
あるオブジェクトに触れてゲームクリアという画面を表示したいならば、
「決定ボタンを押すとゲームクリアという画面を表示する」というイベントを、あるマップタイルに設定するだけで、イベントの設定も完了です。
ね?簡単でしょ?
そして、出来上がったものが以下の2つとなります。
島のようなものの右上に洞窟があるので、それに触れると洞窟のマップに移動。
洞窟のマップの左上に赤い玉の乗った柱のようなものがあるので、それに決定ボタンを押すとゲームクリアという画面を表示するといったものとなっています。
最後に
さて、RPGツクールで簡単なゲームを作るという作業を完走した感想ですが、慣れるまでは操作がおぼつかず、マップの描写やイベントの設定をするのに時間がかかってしまいました。
しかし、慣れてしまうとパパっと作業を終えられるので、次回以降はより短い時間で、今よりもクオリティの高いものを作れるような気がします。(今回は5,6時間ほどかかりました)
RPGツクールでは、ゲームにおけるプログラミング能力を鍛えることは残念ながら出来ませんが、こんなものがあればもっとゲームが面白くなるのでは?といった、制作アイディアなどを養っていくには適切だと思います。
公式のほうで初心者講座(https://tkool.jp/mv/guide/001_001.html)や、体験版の無料配布といったものもありますので、簡単なRPGゲームを作りたい!と思った方はぜひ触れてみてはいかがでしょうか。