はじめに
こんにちは、naoyaです。
皆さんは外にいるときに家に置いている端末を操作したいと思ったことはありませんか。
私は必要なデータを自宅のPCに忘れてしまったこと, ノートPCでは性能が足りず家のPCを使いたいと思ったことがあります.
そこで今回は自宅のPCをVPNサーバにして遠隔で接続する方法を紹介します。
VPNとは
VPNとは仮想的なプライベートネットワークを構築する技術です。
VPNに接続することによって離れた場所にあるネットワークに直接アクセスできます。
身近な例だと立命館大学でもVPNを利用して学外のネットワークから学内ネットワークに接続でき、大学のサーバや図書館のデータベースなど学内ネットワークでした利用できないサービスもVPNで学外から利用できるようになっています。
実際にVPNを構築する
今回は筑波大学が配布しているSoftEther VPNを利用して構築していきます。
構築手順
- 公式ホームページからダウンロードする
- 公式サイトへアクセス(https://ja.softether.org)
- コンポーネントは SoftEther VPN Server 、プラットフォームは対応するOSを選択してダウンロード
- VPNServerを起動する
- ソフトをインストールして起動する
- 管理マネージャからlocalhostへ接続
- パスワードが求められるが入力せずに進む
- パスワードを設定
- VPN接続設定をする
- リモートアクセスVPNサーバを選択
- 仮想HUB名の設定
- ダイナミックDNSホスト名の設定
- 接続方式設定(今回はVPNAzure方式で接続しました)
- 接続するユーザを作成する
- ユーザ名、本名を設定
- 認証方式をパスワード認証にしてパスワードを設定
これで完了
では実際に構築したVPNに接続してみましょう
接続設定(環境:windows11)
- サーバ名にDNSホスト名を入力
- 設定したユーザ名とパスワードを入力
- 接続名は適当な名前を設定
接続できました!