こんにちは!ぱちおです!

ぱちおです!(大事なことなので)

patio

Twitter→@patioglass

普段は音楽作ったり、イラスト描いたり、好きにプログラミングしてたりします。

そしてなんとアドベントカレンダー担当させてもらった12月18日はぱちお誕生の日でもあったりします。

やったぜ(‘ω’)ノ

はてさて何をネタに書いていこうかなと考えたところ・・・

現状音楽に関して最近発信できてないなぁと感じてます。

発信していこう

Cubase Pro 8について

12月3日についに発表されました!

Cubaseの新バージョン「Cubase Pro 8」です!

Cubaseってなんだよー、みたいな人多いと思うのですっごい初心者向けに書いていきます。(というか私も全然なので)
というかCubase使い方分からないサークル員多そうなので最初は序章です。
わかってるよんなこたぁ!って人はどうぞ本編から見て行ってください。

cubase8pro

内容:

—— そもそもDTMとは

—— さてCubaseを使っていこう

—— 基本的な使い方

—— Cubase Pro 8の新機能紹介(←本編)

—— RCC情勢

—— さいごに

そもそもDTMとは

今から私がお話するのは「DTM」という分野です。

「デスクトップミュージック」を略してDTMです(´_ゝ`)イカスネ

簡単に言うとパソコンさえあれば、
誰でも自由に音楽が作れるような時代になったんだぜyeah!って話です。

楽器弾ける必要もないなんて・・・天才かと思いましたよね、まぁ弾きますけど

ここまで記事を読んだ時点でまともな人間であれば、
音楽つくろうと考えてるはずです。でしょ?

じゃあDTM何が必要なんだ( ゜Д゜)

DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)と呼ばれるソフトウェアを用意します。
DAWの中で音符やら音楽データを読み込ませて曲を作っていくわけですよ、奥さん。

そのDAWの代表例が・・・そうです先ほど言った「Cubase」ちゃんなわけですよ( ^)o(^ )
他にも無料なものであれば「Reaper」とかもあったりなんですが、言ってたらキリないので興味ある方は調べてもらったらいいかな。

もう1つDTMやる中で知っておきたい項目として「VST」というものがあります。

たぶん説明すると長くなるのでここではざっくりとしか言いませんが、

[[ VSTが楽器やエフェクトの役割をする ]]

と思ってください。

①DAW上で音符を入力
②それに合わせて「VST」で割り当てられた音で再生する

こんな流れです。

厳密にはもっと色々言いたいことあるんですけど、気になる方はggろうね(丸投げ)
まぁ分かった人は、VSTを増やすことでピアノやらギターやらたくさんの音が追加できるんだなぁと感じたと思います。

さてCubaseを使っていこう

あなたはCubaseをAmazonかなんかでめでたくポチりましたおめでとうございます。

最初にソフトウェアの登録ということで、長ったらしいアクティベーションコードとかSteinbergの会員登録とかあるけどめげないで!!
どの有償ソフト扱う時にも必要な作業です。
最近優しいからたぶんいい感じに説明書とかあると思う(思う)

インストールとかその辺はCD入れて、付属してあるコードを入力していく力作業なんで各自がんばれ♡がんばれ♡
では、めでたくあなたはCubaseのインストールに成功しました。

たぶん疲れてると思うので寝ましょう。

起きました。
では使っていきましょうね。

起動したら最初こんなのでます。
start
左側にはアップデート系とかニュースとか
右側からいよいよ音楽作成していく感じ。
特に何もなければ「Empty」を選択すればいいです。

そうしたら図1みたいな画面に移ります。

cubase7_5

図1

せっかくなので新バージョンPro 8と前バージョン7.5で比較

ごりっとUI変わってますね
アップデート後のお話していきたいのでPro 8の画面で説明を進めていきます。

とりあえず起動して一言
「上のタブが気持ち悪い」

なんだあれ

しかもこんなウィンドウの別れ方するし、どうしてこうなった

wakareru

基本的な使い方

音鳴らすまでの基本動作をざっくりと

①音を鳴らす楽器を決める ~己を定める~

instuxurumennt
赤枠で囲まれた部分を右クリックか「+」ボタンから「インストゥルメント トラックを追加…」を選択することで楽器を選べます。

Cubaseインストールした時にたぶん「HALion Sonic SE」は入ってると思うのでそれ選んでトラック追加しましょう。

今回のアップデートで、追加したインストゥルメントがさらに見やすく、右端のタブに出るようになりました。
ここからでもVSTの追加ができます。
右クリックとかやるより視覚的でわかりやすくなってます。(図2)
これはいいUIですね(´_ゝ`)

gamen1

図2

追加したら各VSTの設定画面がでてきます。今回は「HALion Sonic SE」ですね。
赤で囲った部分から音源を選択できます。(図3)
その他のつまみとかは自分でいじってみたら「なるほどね~~~」ってなると思うのでいじいじしちゃってください。

図3

図3

この編集画面は閉じてしまっても右端の「e」のボタンからまた表示できるので閉じちゃっても問題ないよん

②音符を入力していく ~己を作る~

音は決まった!あとはメロディを作れば勝ちです。
上のツールバーから鉛筆を選ぶか、Altキーを押しながら画像の部分をドラッグすると
良い感じの四角形ができます。(図4)
これが音符を記すMIDIの空間です。
MIDIなんて言葉知らなくても今は問題ないので、後でちゃんと調べましょうねちゅんちゅん

pen

図4

四角形をダブルクリックすると音符を打ち込む用のEditorが開きます。
四角形を作る手順と同じで鉛筆マークから音符が打ち込めます。

editor

③再生!再生!再生!

再生っぽいボタンをオスノデス!

trans
画像の表示がない人は上のタブから「トランスポート(T)」→「トランスポートパネル」にチェックを入れようね!

出た?
出た?

・・・出ましたね(身震い)

こんな感じでどんどんトラックを増やして、じゃんじゃん音を重ねて曲を作っていきまっしょう!!

*音がでなかった(´・ω・)な人たちへ

音が残念ながら出なかった人たち。

Cubaseとの相性が悪かったようです・・・

アンインストールを

しないでくださいそんなことないです。
ソフトウェアに感情があったらそりゃある意味面白いですけど、数万もするソフトに感情とかあってたまるか

音が出ない基本は「デバイスの設定」です。
オーディオインターフェースをお持ちであれば
http://cubase.seesaa.net/article/110819152.html
ここらあたりの記事を読んでみるといいと思います。

そもそもオーディオインターフェースとか持ってないしASIOドライバーとかないよ!!って人は
「ASIO4ALL」という無料のデバイスあるのでそれインストールして上のURLと同じ手順でやっていけば大丈夫です!

はいここまでは従来のCubaseというかDAWソフトの基本的な操作です。
次からPro 8で拡張された機能紹介していきます。

VSTに関して補足
HALion以外の自分の持ってるVSTを使いたい!なんて人は追加する方法もちろんあるので
https://sites.google.com/site/cubaseandvocaloid/vst
ここを参考にすれば良いと思います。

Cubase Pro 8新機能

さてようやく本編です。

1.「コード機能」で理論知らなくても強いことができる

Pro 8から7にあったコード機能がメガ進化しました。(ポケモンは知らない)

Q.そもそもコード機能ってどんなの??
A.コード名打ち込んだら勝手に音符を生成してくれるんじゃよ^^(Cubase7)

インストゥルメントの追加と同じ場所で右クリックすると「コードトラックを追加」
ありますね~ありますね~

code

Cubase7では画像のようにコード名をポチポチするだけで簡単に和音を生成することができました。
さらにコード理論が分からない人にも
「ポップ系」「ジャズ系」などにつなぐコード進行を道案内してくれる「コードアシスタント」機能がありました。

7codecodeasist

こんな感じで「おっ次こういう音いいよ」みたいな進研ゼミの先生みたいなことしてくれます。
だからコードアシスト使って、曲を作り続けてたら「あっこれ進研ゼ((ry」現象が起こるかもしれません。

もうこの時点でなんかコード理論知らなくてもいい感じ半端ないですが、理論は知ってて損はないと思います。
ちなみにこの記事書いてるぱちおとかいう生物はフィーリングで未だにやり続けてる人間です。

気づいたかもしれませんがまだ「従来」の機能です。
Pro 8もっとすごいです。

コードアシスタント機能がメガ進化しました。(2回目)
まずは「プロジェクト(P)」→「コードパッド(H)」を選択してみましょう。

codepad
すると

codepad_pict
良い感じのUIキマシタワー
コードパッドという機能が新たに追加されました。
じゃあ何ができるかですね!

次の画像を例で見ていきましょう|д゜)
a7
①コードを選択することができます
②ボイシングを変更できます
③コードのテンションを変更できます

ボイシングとかテンションとか訳わかんない単語出すなよ!!!!とか怒らないでよ!!!

ボイシング・・・
和音って1つじゃないんですよね。
音符の間隔を変えることで同じ名前の和音でも違う音が表現できるんです(´_ゝ`)
その音符の間隔とかを調整するものだと思ってください。
ポチポチ押したら何のことかわかるはずです。

テンション・・・
詳しいことは「テンション・コード」とかでggると出てくると思います。
めっちゃくちゃ簡単に言うと右矢印のボタンを押せば押すほど、音が重なっていく感じです。(偉い人ごめんなさい)

そしてこのコードをそのままMIDIの空間(四角形が作れる場所)にドラッグ&ドロップすることで、音符を生成することができます。

なんて楽ちん(´з)

ん?それだけなら前のバージョンと大差ないんじゃないかって??
それが今回!

kiten
右クリックして一番上の項目を押してみてみましょう・・・
(ざわざわ・・・)

近接
なんだこれは!!!

なんだこれは!!!

なんだk((

はいPro 8からのアップデートにより、コードアシスタント機能が強化されました。
起点となるコードを選択することで「近接」「五度圏」の2種類からそれに適したコード進行が提供されるようになりました。
つまりどういうことだってばよ?

「近接」
一連のハーモニック法則から起点コードに合うコードから、3つの提案コードが表示される。

「五度圏」
五度圏でコードが表示されます。
五度の間隔に12コードが表示されます、内側にはマイナーコードが配置されてますね。

つまり?
つまり!!
理論に破綻しないコードを視覚的に作成することができるんです!!!
強い!!強いぞーー!
導き出された新たなコードをさらに起点として「五度圏」を生成することもできちゃいます!
after_codepad

しかもUIも線形で個人的に超いかすと思います|д゜)

コード生成がどんどん自動化されていって、いよいよ人もいらなくなる時代とか来てもおかしくはないですね!(わくわく

左側の縦に並んでるボタンからGUIから入力形式にモードを変えることもできます。

プリセットも80あり、音楽のジャンルに合わせて適切なコードを提供してもらえるようになってます。

キーボードなどお持ちの方は、MIDIの入力からコードを割り出して、コードパッドに直接コードを登録することも可能です( ゜Д゜)

範囲は1オクターブですが、コードパッドの設定でリモートの範囲もちゃんといじれます。

また起点のコードに対して、その他のコードパッド内にあるコードが「動的」に変化します。
起点のコードからかけ離れないように自動で調整されちゃうんですよ!感激ですね!!(設定で無効にすることもできる)

マジで自動作曲考えちゃうレベルまで到達しましたね・・・
正直すごすぎてすごいしか言えない語彙力のないぱちおさんです。

他にもコードパッド内のコードを複数のインストゥルメントに登録できるとかあるんですけど、正直これだけでも遊べる気がします。

気になる方は、この記事の最後にのっけてる公式のCubaseの新機能のpdfをご覧いただければと思います。

あくまで初心者向けの軽い説明って感じなので、ある程度伝わって興味を抱いてもらえればうれしいです(´ω`)

まぁ

すごいでしょ(´_ゝ`)

2.プラグインマネージャーでより快適に音源管理

新機能としてプラグインマネージャーというものも出ました。
今まで自力で探すか、検索を利用するかでインストゥルメントやエフェクトを探していましたが、
今回そのインストゥルメントやエフェクトのグループ化ができるようになりました!

上タブの「デバイス(V)」→「プラグインマネージャー」でVST一覧が見れるようになってます。

ディレクトリで分け分けできる感じはプログラミングとかやってる人なら結構慣れてる感じで整理つきやすそうですよね(´Д`)
ただわたくしまだVST全然持ってないので検索で事足りるなんて(小声)

自身の持ってるMIDIプラグインやプログラムプラグインも「プラグイン情報」からリストで確認することができ、
インスタンス数や開発元とかがばっと見れるようにもなりました!
プラグイン情報をXMLで出力なんてこともできるらしいです。

ただぱちおさんはこの辺り持ってないので、どれくらい便利なのかは持ってる人じゃないと分からないですね( ;∀;)
pligin

3. MediaBayがコンパクトに!

だからMediaBay機能ってなんだよ!って人は一旦座ろうな、今から言うから。
ざっくりというと良い感じのファイル管理システムです。
コンピューター内に存在する素材データの検索、読み込み、プレビューが見れちゃうしゅごいデータベースです(‘∀‘)
検索の仕方も直感的に行えるので絞り込みも楽だよね!
制作中の曲とテンポ合わせられるから色々試聴すればいいと思います。
楽しくて日が暮れるかもね(´_ゝ`)

mediabay

このMediaBayなんですが、従来では「F5」を押すことで別ウィンドウで開いてました。
そして今回のアップデートでは上の画像を見ればわかるようにタブ化に成功しています!
コンパクト最高(‘ω’)

邪魔なウインドウが減るのはいいですね。
一応F5押したら別ウィンドウでちゃんと出てくる模様。

4.Mixがグループ的にできる! ~VCAフェーダー~

今回のバージョンアップでトラックの管理がさらによくなりました!
具体的にどういうこと?
みんないっぱいインストゥルメントトラック作って曲を作っていくっていうのは今までの説明で分かったと思います。
え?わかんない?
私の日本語力の限界です。すいません。

とりあえず曲を作るにあたって各楽器の音量バランスとか位相とかエフェクトとかを考える作業が必要なんですね。
これが広義的にはMixやマスタリングと呼ばれる作業ですね。
マスタリングとMixの違いとかややこしい議論は別でやりましょう。ggりましょう。

そこでどのように音量などを調整するか。
上タブの「デバイス(V)」→「MixConsole」を開くことで各トラックごとの情報が出てきます。
従来なら各トラックごとのフェーダー(つまみ)いじって調整していく感じでした。
でもやっぱり「ボーカル」「ギター」みたいな抽象的な扱い方したいですよね。

さっきからオブジェクト指向っぽいな
え?違う?
まぁいいです(‘ω’)

Pro 8のバージョンアップから「VCAフェーダー」というものが追加されました。
簡単にいうと各トラックのミキシングをグループ化できるトラックが作成できるようになりました!

では実際作ってみましょう。
まず前述したMixConsoleを開きます。
そうすると上のバーに「リンク」となってるものがあるのでクリックするとが画像みたいなものがでます。
link

グループ化する名前とか適用させたいものにチェックを入れてOKを押せば、VCAフェーダーが作成されます。
そして各トラックの上部(赤の部分)から作成したVCAを選択すると、グループ化ができます。
fe-da-

じゃあ一体どんな利点があるか?
分かる人はもう分かるはず。

トラックをまとめてボリューム管理できたり、
だんだん音を小さくする(オートメーション)とかをバラバラではなくて一括で行うことができたりなんですよ!

しかもVCAフェーダーをさらに新しいVCAフェーダーで管理することもできるので、管理楽しくなりそうですねほんと|д゜)

5.その他

いやまだまだアップデートいっぱいあるんですけどね!
オーディオデータにしか適用されてなかったテンポを割り出せる機能がMIDIにも対応を成し遂げたとか!
新しく入ったプラグインとかミキシングもっと視覚的によくなったよとかあるんですけどね!
細かすぎるので正直ここでは紹介しないでおくことにします・・・

RCC情勢

なんかここまで色々しゃべったんですけど、なんでこんなことを言いたくなったかと・・・
このアドベントカレンダー主催しているRCCさん。
DTM環境としてCubaseを保持してるんですが・・・
現在バージョンが

「Cubase6」

です。

!!!!
( ゜Д゜)
今Pro 8のお話シテタヨネ?
6ってなんだ6ってぱちおさん激ぉこぷんぷんドリーム大車輪丸ですよ(;´Д`)
あまりにも放置されすぎです。早くバージョンアップか新しいの買いましょう。
6だとコードトラック機能すらないからマジで
頑張ってRCC。

さいごに

今回は個人的に大目玉だと思ったものを紹介して、
「Cubaseどうしようー」
「アップデートって実際どうなの」
「DTMやりたいけど。。。」
みたいな人に「今はこんな簡単に音楽が生み出せるんだよ!」ってことが伝わって、
興味を持ってくれればなぁと思い書いた記事です。
だからDTMerな人からすると「説明不足だ!」とか「なんだその説明は!」な部分が多いと思いますorz

むしろ私自身もひよっ子ちゃんなので、詳しい方で「もっとこういう部分があるよ」「これは間違ってるよ」とかあれば教えていただけると幸いです。
冒頭のTwitterアカウント→@patioglass
に連絡とかしていただければ・・・

現在私はギター担当さんなところもあるのでちゃんと曲作っていきたいですね(‘ω’)

そんなこんなでCubaseのアップデート&DTMの基礎的なお話のアドカレでした。
楽器出来ない人でも曲制作!
Cubaseまでいかなくても今の時代簡単に作曲ができます。
自分のクリエイティブを音楽にぶつけてみましょう。

参考文献

公式:Cubase Pro 8/Cubase Artist 8からの新機能


次の記事は

ashi 19日目: 2014年RCCの旅

です。

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