15日目:紙とインクでコマンドラインした


どうも、理工学部 電子情報工学科 1回生 青のり です。

活字のロマンを感じて欲しい

本日は待ちに待った大人の科学マガジン最新号「小さな活版印刷機」の発売日!!

小さな判子を並べて版を作る、可愛らしくて憧れです… (˘ω˘)

テレタイプを作る

/dev/tty」という文字列に見覚えがある方も多いと思います。この「tty」 は、テレタイプ端末(teletypewriter)の略で、標準入出力の端末デバイスを表しています。端末と言われてパッと想像するのは、黒画面に白文字のディスプレイ。でも、数十年前のコンピュータにディスプレイはありませんでしたから、紙に印刷して出力していたのです。

様々なコマンドをディスプレイ上で操作する昨今の端末事情。
出力は一瞬で完了し、文字を消すことも可能。

便利です。めっちゃ便利なんだけど、でもね?
ロマンがない。
一文字ずつバチバチと、コマンドを紙に打ち込んでいく。
そんなレトロな端末が欲しくなった。

てな訳で、早速ヤフオクでCanonの電子タイプライター「TypeAce S-58」を落札。
1986年製のお腹を開いてRaspberry Pi Zero Wを組み込みました。

外装を外した状態 リケーブルして独自基板に流し込んでいます

やばかっこいい基板の写真

脳みそにRaspberry Pi Zero W、キーボード入力処理にPIC24Fを積んでいる

仕組みは簡単で、備え付けキーボードの入力をRasPiに流しこみ、実行結果をタイプライターで書き出しています。紙ですから、もちろん文字を消すことはできません。一文字ずつ心を込めて打たないと、汚いログが紙面に記録されてしまいますよ!

活字独特の雰囲気と共に紙媒体として残るログ

文字を打つことの楽しさ

バチバチと音を立てながら、メカニカルにヘッドが印字する様は壮観です。
ディスプレイ上の端末と違って目の前に印字されていく tty は、これまでのコマンドラインには無い不思議な感覚を覚えさせます。

いま、私たちが使っているシステムも、かつて紙とインクで開発されたプログラムの上に成り立っています。活字とコンピュータが切っても切れない関係にあった時代を思い浮かべながら、あなたも /dev/tty しませんか?
触りたい人は部室まで、どうぞ (˘ω˘)

それでは、またどこかで。

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