RCCの学園祭では,前期に行ったグループ活動の成果について発表を行います.
そこで,全5回に渡り,それぞれのグループの発表者について
発表に向けてのインタビューを行い,その記事を紹介していきます.

さぁ,いよいよ第四回!!学園祭まであと一日です!!
今回は著作権班の発表者である田中くんに取材を行いました!


私「こんにちは」

田中「こんにちは」

私「良い椅子に座っておられますね」

田中「はい.友人から譲ってもらった椅子なのですが,非常に美しく気に入っています.何かアイデアを考えるときはいつもこの椅子に座って考えているんですよ」

私「なるほど.美しい椅子からは素晴らしいアイデアが生まれているんですね」


私「今回はお忙しい中インタビューにご協力下さりありがとうございます」

田中「いえいえ」

私「それでは早速,今回発表される著作権班についてご紹介頂いてもよろしいでしょうか?」

田中「はい.著作権班ではITを取り巻く日本の著作権の問題点について研究を行いました.また,最近施行されたダウンロード刑罰化法やリッピング禁止法についても調査を行いました」

私「そのあたりの事象は最近様々なところで話題になっていますね.具体的にどのような点が問題となっているのでしょうか?」

田中「そうですね.例えば著作権法については非常に罪が重いことが挙げられます.著作権法違反の懲役は最大10年で,これは窃盗罪と同じです.また,罰金の額では著作権法違反の場合,窃盗の10倍が設定されています」

私「窃盗と同じかそれ以上というのは,確かにびっくりしますね」

田中「そうなんです.それに加えて,著作権法は解釈の仕方が様々で,そのために趣旨を逸脱した使われ方もしているんです」

私「それは恐ろしいですね.ダウンロード禁止法・リッピング禁止法についてはどのようなことを調べられましたか?」

田中「まずダウンロード禁止法は2012年10月1日に刑罰化が決定しました.これは違法に違法にアップロードされたものをそれを知っていてダウンロードすることを禁ずる法律です.それまでは罰則がありませんでしたが,刑罰化以降は罰則が規定されました」

私「この法律にも問題があるんでしょうか?」

田中「はい.まず情報リテラシーが低いと知らず知らずのうちに罪を犯してしまうことも多いと考えられます.次にこの法律も解釈次第では趣旨を逸脱した利用が可能です.これらに加え,非親告罪となったことから,警察の裁量次第で誰でも逮捕できるといっても過言ではない状況です」

私「いきなり警察がやってくる事を想像すると恐ろしいですね」

田中「リッピング禁止法についてはまだ刑罰化されていませんが,これもパソコンでのDVD再生が気軽にできないようになったりと,私たちの生活に大きな影響を与えています」

私「非常に多くの問題が取り巻いているんですね」


私「それでは最後に発表に向けての一言をお願いします」

田中「発表では著作権について・日本の著作権の歴史・問題点・ダウンロード違法化についてなど様々なことを発表します.著作権の正しいあり方について研究してきた成果を皆さんにしっかりとお伝えするつもりです」

私「ありがとうございました.それでは明日は頑張ってください」

田中「ありがとうございます.頑張ります!」

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