この記事はRCCアドベントカレンダーの30日目の記事です.
昨日はsakeさんの29日目:画面なしタブレットうすしお味でした.
こんにちわ.私はasakura_devです.
RCCでは研究や制作などの班活動や部の活動でファイル共有サービス「Dropbox」をよく利用します.
多くの場合,論文や画像などのファイルを共有するために使うのですが,僕はよく,ウェブページを共有したいと思うことがあります.
例えば参考文献となるウェブページのインターネットショートカットをフォルダにいれてダブルクリックするとブラウザで開くようにできればとても便利だと思います.
(こんな感じに)
これができれば,ウェブページを簡単に共有することができ,研究活動が加速するに違いありません.研究活動が加速した姿を想像すると,僕は少し楽しい気持ちになりました.
クリックするとウェブサイトが開くファイル(インターネットショートカット)ってどう作るんだろうと調べてみたところ,「.url」という拡張子を持つファイル形式であることが分かりました.
「.url」形式のファイルだなんて,まさにこのために生まれてきたようなものじゃないか!.僕はとても嬉しい気持ちになりました.
「.url」形式のファイルの中身は以下のようになるようです.
[InternetShortcut]
URL=サイトのURL
この形式のファイルは大抵の場合,WindowsPCでブラウザのアドレスバーの左当たりのアイコンをデスクトップにドラッグアンドドロップすることで生成出来ます.しかし,Macで同様の操作をしても「.webloc」という拡張子を持つファイルが生成され,この形式のファイルは生成されません,つまり,Macでこの形式のファイルが簡単に生成出来れば良さそう・・・?
ところが,このファイル形式には問題があることが分かりました.Macで「.url」形式のファイルを開こうとすると,Chromeをデフォルトのブラウザとしてる場合でも,Safariでウェブサイトが開かれてしまい,「.url」形式のファイルをデフォルトでChromeで開くように変更した場合,ファイルの中身が直に表示されてしまい,ウェブページが開かれないことが分かりました.
僕は一転,とても悲しい気持ちになりました.
「.url」形式のファイルはインターネットエクスプローラーのショートカットのためのファイル形式だったため,Macでは互換性がイマイチというのが理由だと考えられます.
というわけで,考えだした策は,クリックして開くと指定のウェブページへリダイレクト(転送)されるHTMLファイルを作るという方法でした.この方法だと,ウェブサイトが正常に,デフォルトブラウザで開かれることが期待できます.
というわけで,簡単にウェブサイトが開くファイルを生成する事が出来るChromeの拡張機能をChrome拡張機能のチュートリアルを見よう見まねて作りました.
asakura_dev / WebShortcutDownload for Chrome — Bitbucket
【使い方】
Chromeのツール>拡張機能>パッケージ化されていない拡張機能を読み込むを選択し
ダウンロードした「WebShorcutDownload」を選びます.
すると,Dというアイコンが追加されます.(DownloadのDです)
クリックする「Download」というポップアップが出ます.
「Download」をクリックするとhtmlファイルがダウンロードされました.
あとはこのファイルをドロップボックスのフォルダにドラッグアンドドロップすれば,誰もが簡単にウェブページにアクセスできるようになります.素晴らしい!
これで研究活動が加速すること間違いなしですね!
P.S.筆者の心情が幾つか描かれていることに君は気づいたかな!?
明日は,RCC界のアイドル,パティ・・じゃなくてPatio君の記事です.