こんにちは、

頭頂部まで音楽の世界に漬かっていたい!!tanayuuこと田中です。

RCCアドベントカレンダー13日目の記事になります。

昨日はHikoPatchi(ひこぱっち)さんの「炎上中でもTwitterがしたい!」でした。

<はじめに>

夏のハッカソンで私は初めてDTMに挑戦しました。

1から曲を作り上げるのは骨が折れますがやっぱり楽しいですね!!

RCC内でニューカテゴリーにあたるDTMも今まさに勢力を伸ばしつつあり、

最近では、スピーカーが部室にやってくるということもありワクワクしてます。

今回私が紹介するのは、波形編集ソフト「サウンドエンジン」の機能です。

サウンドエンジン内にある豊富なエフェクトライブラリの中から1つ、

作成した曲をお手軽にクリアで臨場感あるものに近づけるためのエフェクトを紹介します。

音楽編集の魅力をお伝えすることで、さらにDTMを始めようと思う人が増えてくれると幸い

です。

images    サウンドエンジン←sound engine free

<サウンドエンジンについて>

「サウンドエンジン」を簡単に説明すると、音の波形を編集するためのフリーソフトです。

wav形式の音声ファイルを開くことで波形を切ったり、貼ったり、ミックスしたりと無料ながら

有用な機能がたくさん存在し、それらを使って直感的に編集することができます。

そんなサウンドエンジンのエフェクトの1つ、「グラフィックイコライザ」を今回は紹介していき

たいと思います。

グラフィックイコライザ

<グラフィックイコライザ>

グラフィックイコライザは周波数ごとに細かく音量バランスの調整ができるため、

自分の強調したい音域部分や、逆に抑えておきたい部分を綿密に調節する

ことができます。

音域バランスの強弱をはっきりさせることでより臨場的でクリアな音に近づける

ことができるというわけです。

それでは、ここから詳しく写真にある何hz(ヘルツ)が曲で言うところのどの部分

にあたるのかを私が操作してきた感覚に沿って伝えていきたいと思います。

詳しくは違う部分もあるかもしれませんが、何回も使用しているエフェクトなので

そう大きく異なることもないと思います。

グラフィックイコライザ中身

62hz  →人の耳に音というより音圧として響くモワッとした重低音部分

125hz →ドラムのキック(場合によってはスネアも)の重い低音部分

250hz →声やコーラスの低音成分でモワッとしている部分

500hz →バックコーラスの中音域部分

1khz   →リードライン(主にボーカルや声)などの中音域部分、

       且つコーラスの高音域部分

2khz   →リードラインなどの高音域部分

4khz   →ドラム等、低音部分の中音域部分

8khz   →ドラム等、低音部分の高音域部分、且つハイハットなどの高音部分

16khz  →高音部分の高音域部分

ざっとこのような見通しです。

次にどれをどうすればよりクリアな音に近づくのか、これも私の経験則からですがお伝えし

ていきたいと思います。

音声ファイルの元のバランスにもよりますがだいたいこれでいけると思います。

<低音の強調>

低音部分を多く含んでいると全体が力強い音になるので臨場感を持たせることができま

す。

62、125、250hzを操作していきます。

62hzは低音にブーストがかかったようなモワッとしたような音になります。

なので使うにしても0.5か1までしか上げません。むしろここは下げてやると少しきれいに

なります。

次に125hz。ここで大きく低音は変化します。1.5から2ほど上げてやりましょう。

250hzは微調整で音がごわつくときは下げてみてください。

<中音域の強調>

主にボーカルも入ってくる中音域は低中音部よりも少しだけ強調させてやりましょう。

500hz、1,2kHzを操作していきます。

500hzはほとんどバックコーラスです。リード部分を邪魔しているときは1から2ほど下げて

みてください。

引っ込みすぎている場合は2から3ほど上げてみてください。

1kHzと2kHzは共にリード部分の要です。

1kHzを主体として2から3ほど上げてみてください。

リード部分がボーカルの曲は劇的に変化したのではないでしょうか。

<高音域の強調>

最後に高音を強調させてやると開放感が少しつきます。

ですが上げすぎるとシャカシャカした音になってしまうので注意してください。

4,8、16kHzを操作していきます。

4kHzは微調整に使ってください。ちょっと下げると音がスッキリします。

8kHzはロックな曲などで鳴り物が大きいときに1.5から2ほど下げてみてください。

高音は8kHzで変化しやすいです。反対に音が小さいときは3ほど上げてみてください。

16kHzは高音部分では重要だと思っています。3から4ほど上げてやると開放感が増して

音が広がります。

以上のように3つの音域を調整することで立体的な音の配置につながったのではないで

しょうか。

あなたのさじ加減でアドレナリンが出てくるほどの曲の仕上がりになるかもしれません。

<おわりに>

ここまでフリー波形編集ソフト「サウンドエンジン」の一押しエフェクトであるグラフィックイコ

ライザについて紹介してきました!

まだまだサウンドエンジン内にはたくさん機能が詰まってます。

ぜひDTMでできた曲をこのソフトで編集してみてください。

手軽に楽しくミックス作業ができるのではないかと思います。

主観的に説明してきましたので、

「これは違うぞッ」という指摘がありましたらぜひ教えてください。

次はMakirOnさんの記事です!!

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